VIX関連

米国VIベアETF(SVXY)併合~リスクやデメリット・対応方法など検討

こんにちは、くじらっきー(@toushikujilucky)です。

米国VIベアETFが併合するようです。

くじらっきーは、この銘柄に関して、いずれ分割はあっても、まさか、併合してくるとはとびっくりしちゃいました。

併合って何?

株式などでは、分割・併合というのが度々行われます。

なので、特別珍しいことではありません。

別銘柄ですが、米国ブルETFなんかは、過去に何度も併合がありましたしね。

人それぞれ意見もあるでしょう。

今回は、あくまでも、くじらっきーの視点で、今回の米国VIベアETFの併合について、所見を述べていこうと思います。

くじらっきー
くじらっきー
米国VIベアETFの併合についての記事だよ!

米国VIベアETFの併合とは

SMBC日興証券HPより引用

株式を例にあげましたが、基本的な考え方は一緒。

併合すると、持っているポジションの建玉が減少し、価格が上がります。

GMOクリック証券のお知らせでもきてましたね。

米国VIベアETF(SVXY)に関しては、4株を1株に併合となります。

例えば、14ドルで4枚持っていた場合、価格は4倍の56ドルとなり枚数は1枚になります。

要するに、損益変動はありません

得も損もしないということです

へ?じぁあ何が問題なの?変わらないならいいじゃん。

と思いますが、まぁ考えていきましょう。

米国VIベアETF併合によるリスクやデメリット

まず、リスクについての説明。

誤解されている方もいると思います。

リスク=危険 と捉えている方が多いと思います。

ですが、経済・金融の分野におけるリスクというのは、異なっています。

損をするという意味だけではなく、予想通りにいかない可能性(不確実性)のことを意味します。

価格が変動すること自体もリスクなんです。利益でも損失でも。

リスクには様々な種類がありますが、ここでは、米国VIベアETFで考えられるリスクを検討してみましょう。

売買未満の単位は強制決済されてしまう

米国VIベアETFは、4株単位の端数に関しては、強制決済されてしまいます。

6株持っていたら、2株は強制決済されてしまうんですね。

じゃあ、どうすれば良いの?

のんびりFX研究室さん

この方のブログに、過去に行われた米国VIブルETFの併合の記事がありました。

どうやら、過去に取ったポジションの建玉をまとめて、併合されているようですね。

端数であれど、強制決済されてしまうのは、最初ポジションを取った時は、想定していなかったですよね?

さらに併合で枚数が減少すると、売買するにあたって、細かい売買ができなくなります。

例えば、4枚持っていて、2枚ずつ決済したかった場合とか、1枚になってしまうので、半分決済したいな~と思ってもできません。0.5枚売ることできませんから。

必要証拠金が上がってしまう

価格が4倍上がるということは、購入に際する、必要証拠金もあがってしまいます。

1ドル=110円で計算

価格14ドルの場合

14ドル×110÷(レバレッジ5倍)=308円が必要証拠金となります。

4倍の価格の56ドルになった場合

56ドル×110÷(レバレッジ5倍)=1232円

まあ、純粋に証拠金が4倍になるわけですね。

これは、ちょっと少額投資家にとっては、ちょっと痛いですね。

心理的な暴落リスクについて

ちょっと、SNSで、底値までの距離が遠くなるので、心理的な暴落リスクがでる可能性があるのではないか?と投稿したのですが

この記載をしたところ、併合したら暴落するのか?とか思われる方もいたみたいです。

併合が原因で暴落はしないでしょう。

ただね、暴落はいつかくるんですよ。問題は、その時にどう対応するか。その時までに利益をしっかり確保できて気持ちに余裕を持っていられるかが大事だと思いますよ。

ボラティリティに関しては、VIXショック以前と今では変更になり、半分になっているので、もうあのようなボラの暴落はそうそうないでしょう。

ですが、絶対ないとは言い切れませんね。

相場に絶対はありません。まさか!?が起こるのが相場。そのまさか!?で多くの人が泣くのも相場です。

私は、まさか!?を3回体験し、散々痛い目を見ましたから。

 

また、SVXYの参照原資産は、SPVIXSTRでそのボラティリティに連動するだけの指数であり、心理的な暴落リスクはないという意見もいただきました。

さて、この点なのですが、正直、私はVIXに関しては、駆け出しの初心者。

深いところまでは、知識が伴っていません。その点は日々アップデートしていくしかない。

ただね、学問じゃないんですから、いくらVIXの知識を追求しても、トレードに活かせなければ意味ない。

トレードに活かし、利益を上げてこそ意味があるんです。

なので、トレードに落としこめない知識に関しては、なるほどそういうこともあるんだね!くらいに留めています。

↑ベアETF週足チャート

さて、下値リスクなんですが、トレーダーとしては、こういう心境になるんです。

VIXショックで大きく下落したベア。ボラが半分になったとはいえ、14ドル台付近を推移していたチャートが、併合により、56ドル付近になるわけです。

突然、下値に幅ができるんですね。投資家って急落が恐いわけですよ。

上昇を続ける銘柄だとわかっていてもです!いや、わかっているからこそ!かもしれませんね。

VIXショックは、VIX銘柄にとって、超まさか!?だったわけですから。

未来のことは誰にもわかりません。

様々なことに警戒しつつ、向き合っていかなければなりません。

さらに、心理的にという部分です。

トレードって、人の心理が交錯して相場が形成されていくものです。

先ほどあった、VIXは心理が影響しない。果たしてそうなのでしょうか。

直接的ではないにせよ、間接的には影響している気がします。

SP500指数との関連性

その例が、S&P500指数との関係です。

S&P500指数は、テクニカルが有効です。

それは、投資家の心理が影響している証拠です。

私は、投資家の心理が影響しない相場というものを知りません。

VIXがそうだというなら、それはすごい大発見ですよね。

だけど、だったら機械等による自動売買でみんな大儲けしてます。

自動売買が相場の世界を牛耳ったということは、私の知る限り歴史上ありません。

仮に100歩譲ってあったとしたら、その自動売買ソフトを開発した人・グループは今頃、大儲けです。特定の人・グループが大儲けするというのは市場が崩壊することを意味します。

そんな崩壊している市場に誰も投資なんてしません。

損する人もいれば儲かる人もいる。それが相場。そこは受け止めていきたいところです。

なぜ今、併合なのか?

これが、一番謎です。

何故、今併合なの?

併合とか分割って、投資家が投資しやすい状況を作るために行ったり、流動性を確保したりするために行われます。

VIXの場合、それが当てはまるかはわかりませんが、この価格帯で併合して、価格を釣り上げて何のメリットがあるのか?

しかも、VIXショックから7ヶ月たった今ですよ?

VIXショック直後なら、わかります。VIXショック時のチャートを見ること自体恐怖ですからね。

チャートを修正させるために、併合されるのは、あり得るかと思います。

また、価格が上昇してきた時に、分割を行うのもわかります。価格を下げて、必要証拠金を下げて買いやすい状況を作る。それなりにメリットがありますからね。

併合・・今・・うーん。わかりませんね。

さて、最後に分割・併合って、その銘柄の仕様が変わるわけです。

それって取引する側にとっては、負担となりますよね。

現に、私も紹介してきた投資方法等も検討し直さなければいけませんから。

ころころ変わられのは、リスク意外の何物でもないでしょう。

予想通りにいかない(不確実性)ですね。

米国VIベアETFの元となるSVXYは償還しかけていた

VIXショックの時、この米国VIベアETF(SVXY)は、90%超えの下落に見舞われ、償還しかけていたのです。

償還とはそれすなわち、ほぼ紙くずです。

そういうリスクが存在していた。

だが、生き残って、仕様を変更しボラティリティを半分に落とし、安全性を高めた。

私は、この銘柄が生き残ったことに意味があると思って、VIXショック後の低価格帯で、つみたてで買っていく提案をしています。

同じ轍は踏まないだろうと。

ですが、ETFである以上、ファンド運用の商品である以上、償還される可能性も0ではないということは意識しておきたいところです。

併合によるデメリットは?

最後にこれらのリスクを考え、併合によるデメリットとしてまとめます。

併合前も併合後も、保有建玉に対しての資産への影響はないので、その点については問題ありません。

ただ、必要証拠金が上がったり枚数調整を余儀なくされたりと、手間や負担が出ます。

その部分をどう判断するかでしょう。

たいしたことないやと思えればそれで良いですし、ちょっと負担だなと思う人もいるでしょう。

リスクであげた、投資家の心理の部分は、併合後の動きを見ないことには何とも。

杞憂に終わればそれはそれで良しです。

これらのことを総合的に考えて、自身で運用プランを検討・判断してみてくださいね。

米国VIベアETFの併合に向けての対応

米国VIベアETFの併合の対応についてです。

所持枚数が4で割り切れる数量であれば、併合前と、併合後で、資産への影響はありません。

割り切れない枚数だった場合、端数の枚数は強制決済されてしまうので検討しなければなりません。

例えば、36枚所持していた場合

36枚⇒9枚になるだけです。

ですが、35枚所持だった場合

35枚⇒8枚+端数(旧3枚分)

この端数(旧3枚分)は強制決済されてしまうので、残して起きたければ、何とかしなければなりません。

その方法は、1枚買い足せばトータルで36枚になるので、9枚となる。

もしくは、3枚を併合前に、決済させて、合計32枚にして保有しておく。

2通りの方法があることになります。

4の倍数の枚数を所持しておけば、併合後も影響はないことになりますね。

これを9月17日まで、検討しておかなければなりません。

くじらっきーの場合

くじらっきーは、併合後のリスクも考慮した結果、一旦、新規購入はストップさせます。

ドルコスト平均法でつみたてもしていましたが、ちょうどS&P500指数も高値圏ということもあり、様子を見るにはちょうど良い機会。

というわけで、保有していたポジションを一部決済しました。

この理由なんですが、別に併合後に値が下がるだろうとかそんな理由ではありません。

元々、長期的な目線で考えていたわけですから、保有しておくという選択肢もあり。

ただ、この併合は私にとっては、想定外だったのです。

私の場合、想定外のことが起こった場合、無理をしないというのをマイルール化しているので、今回一部決済したというわけです。

14ドル近辺の1ドルの値動きと、56ドル近辺の1ドルの値動きは明らかに変わります。

これは、チャートを見ている中で、値動きの幅に変化が生じる。

視覚的に変わってしまうということになります。

金額で購入しているので、問題ないといえば問題ないのですが、買い方や枚数に関しては変えなければならないので、戦略の変更が必要です。

ですので、併合後の値動きを自分の目で確かめ、肌で感じてから、問題なければ、改めて買いなおせば良いやと思っています。

現在、保有している分は、このようになっています。

また、併合後に新しいプランで、売買行っていきますので、そちらも記事にさせていただきますね。

おわりに

長々と書いてきましたが、米国VIベアETFは、投資に値する良い銘柄だと思いますよ。

だけど、きちんとリスクを捉えて、わかった上で投資しないと。

投資商品というのは、リスクがつきものです。

私もブログで発信する時は、リスクの説明だけはできるだけ行おうと心がけています。

万が一、まさか!?が起こって、失ってしまった後、なんで?どうして?と言っても遅いです。

「信じてたのに・・・」

信じたり、祈ったりする時点で、投資と向き合っていないですよね。

盲信しているようだと重症です。

投資は他己責任?

投資は自己責任ですよね。

色々な意見を聞いたり、学んだり、感じたりすることは重要ですが、それを噛み砕いて自分自身で納得してから始めるようにしていきましょうね。

 

今回紹介した、米国VIベアETFはGMOクリック証券でのみ取扱のある銘柄です。

GMOクリック証券CFD

 

くじらっきー
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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くじらっきー
低収入と言われている福祉の仕事をしながら、資産形成のために投資を行っています。過去の投資体験から学んだものを生かすべく、成功の道筋を日々探求している。

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POSTED COMMENT

  1. 戦国おやじ より:

    くじらっきーさん、こんにちわ。

    先日、くじらっきーさんのブログを拝読し、コメントをさせてもらい、さっそくお返事もいただき感謝しております。

    その後、くじらっきーさんの記事を読んだり自分なりに調べて、米国VIベアETFのトレードチャンスをうかがっていたのですが、今回の併合アナウンスで戦略を練り直さなければいけないと思っています。

    そこで質問があるのですが、米国VIブルETFも5株を1株になるというアナウンスが出ています。

    米国VIベアETFの買いで準備していましたが、視点を変えて、ブルの売りで参加できるチャンスではと愚考してみましたが、どうでしょうか?

    よろしければくじらっきーさんのご意見を聞かせてもらえれば助かります。

    • くじらっきー より:

      >戦国おやじさん
      こんにちは。コメントありがとうございます。
      ブルに関しては、私は今のところトレード対象としていなかったので、所見になってしまいますが。

      ブルとベアではボラティリティに差がある(ベア0.5 ブル1.5)ので、リスクの点でいくとベアのほうが取引しやすい。
      後は、ブルはよく相場急変時に売り禁になってしまいトレードできないなんてこともあります。
      併合も、何回も行ってますし、ちょっと価格の感覚が掴めないので、それなら米国VIを売ったほうがやりやすいなと思い、
      私の場合、ベアの買いと、米国VIの売りで売買を行っている感じです。

      • 戦国おやじ より:

        くじらっきーさん、お返事ありがとうございます。

        なるほど、ブルには売り禁があるのですね。
        そうなると急変時に、手をうてないことも想定しなければいけないということですね。

        うーん、ちょっと怖い感じがします。

        米国VIの売りなども勉強して、戦略を練り直してみます。

        的確なアドバイスありがとうございました。助かります。

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