VIX関連

米国VIの戦い方~荒れ相場で難易度が高くなる二面性を持った銘柄

こんにちは、くじらっきー(@toushikujilucky)です。

2018年ももうすぐ終わります。

今年は、株式市場においては、波乱万丈でした。

2月のVIXショックがありながらも、回復を続けていた株式市場。

10月に最高値をつけた後、プツンと糸が切れたかのような急転直下。

いつもなら、年末年始にかけて、盛り上がりを見せる中、今年は一転、目も当てられない大急落となっています。

まだまだ、底が見えない展開となっているため、来年の相場も要警戒です。

今年は、2月のVIXショックがあった後に、VIX指数というものに注目し、米国VIや米国VIベアETFといった、VIX銘柄の取引を行いました。

実際に取引してみなければわからないところもありましたが、ここにきて兼ねてから、腑に落ちない部分がやっと見えてきたので記事にしようと思います。

今回は、「米国VIという銘柄の特徴についての詳細記事です。

くじらっきー
くじらっきー
米国VIの記事です!

米国VIは二面性を持った銘柄

まず、くじらっきー自身は、「米国VI」の銘柄に関しては、今年の6月から売買を開始。その後、10月のS&P500指数の暴落以降、トレードを停止しています。

荒れ相場の中での値動きが180度変わってしまったこと。米国の夏時間が終わってしまったことが大きな要因です。

論より証拠。まずはチャートを見てみましょう。

↑ 米国VI 日足チャート

こちらのチャートを見ていただければ一目瞭然だと思います。

4月~10月までが、S&P500指数が最高値更新しながら上昇していた、安定相場(水色矢印)は米国VIがなだらかに下落しています。

10月10日のS&P500指数の大急落を含めた、不安定(荒れ)相場(ピンク矢印)では、米国VIが急騰しています。

とても同じ銘柄の値動きに見えません。

このように、米国VIは極端な二面性を持った銘柄だということです。

過去チャートを見てだいたい想像はついていたので、記事に上げる時、リスク要因について書いてきましたが、実際トレードしてみるのと、見ているだけの机上の空論を並べるのとは大違いです。

昨年までのような安定相場で、米国VIの短期トレードを行うことと、今回のような荒れ相場の中、行うのでは難易度が断然に違います。

米国VI短期トレードの難しさ

では、具体的にどのような難しさがあるのかについてです。

ボラティリティが数倍に跳ね上がる

まずは、ボラティリティの問題です。

安定相場時と比較すると、ボラティリティが数倍に跳ね上がります。

先のチャートを見ていただけるとわかると思いますが、安定相場時は1ドル程度の値動きが、荒れ相場では、4ドル・5ドルと動きます。

なだらかに下落するという特徴をもとにトレードしていた場合、その圧倒的なボラティリティについていけなくなります。

上記の場合、米国VI売りトレードが基本戦略ですが、あっという間に含み損となり、ロスカットとなってしまうことが多くなります。

資金管理が難しくなる

ボラティリティが高くなると、資金管理が断然難しくなります。

私は、短期売買においてはロスカットを入れて、損失を受け入れてからトレードするようにおすすめしていますが、ボラが高くなると、そのロスカット設定が極端に難しくなるのです。

狭くしすぎると、すぐにロスカットされてしまいますし、広く取りすぎるとリクリワードが低下してしまいます。

リスクリワードで考えると、広げた分、利益確定の値を広げれば良いかというとそう簡単な話ではありません。

基本、この荒れ相場において売り戦略は逆張りになるので、そう簡単に落ちてくれないのです。

損切り貧乏になるか、粘った挙げ句ロスカットになるか。

極論を言えば、今の相場は短期売買で安易に売りを入れるのはトレードにおいて負け戦に突っ込んでいくようなものとなってしまうのです。

米国VIの含み損で苦しむ理由

たまに、メッセージで、含み損がすごいことになっています。どうしたら良いでしょうか?などといただきます。

そういう方は、下記のようなトレードを行っている方と思います。

今後、このようなリスクを背負っていることを踏まえて、どうするか決断されたほうが良いと思います。

ロスカットを勘違いしている

以前に、ロスカットの重要性の記事をあげました。

米国VIのロスカット設定が難しい2つの理由~ロスカットの正しい考え方

SP500急落~ロスカットの重要性

これらの記事で、ロスカットは入場料としてしっかり受け入れましょうと述べてきました。

ですが、それができていない人が圧倒的に多いようです。

追加で資金を入れて、耐えて耐えて、苦しんでいるという人もいるようです。

そのような方は、ロスカットというものを勘違いしています。

ロスカットは損失を確定する行為です。

それと同時に、大事な資産を守る唯一の方法です。

資産を守る唯一の方法が損をすることということが受け入れられないのではないでしょうか?

まぁ、言葉に書いてみるとおかしな話ですよね。

お金を増やしたくてトレードしているのに、トレードで勝ちたければ損をすれなんて。

ですが、トレードで勝つには、負けを潔く認め、負け以上に勝てるようになること!

それしかないのです。

価格トレード~いつかは戻る?

この米国VI売りトレードをされている方は、価格はいつか必ず戻る。

だから、ロスカットを上げて耐え続ければいつか勝てる。

そう考えている人も多いのではと思います。

それは、資金力が豊富にある人の戦略です。

↑ 米国VI 月足チャート

例えば、15ドルから売りを入れていた場合、まぁ確かに過去チャートでは、いずれ15ドル以下に戻っています。

ですが、2007年の7月~2012年8月まで、都合5年間15ドルを下回らなかったという事実もあります。

仮にロスカットを100くらいに設定して、耐え続けたとして、5年間耐えてやれやれと利確したところで満足ですかね?

バックワーデーション地獄

価格トレードの罠はまだあります。

米国VIには、価格調整が月に1回行われます。

2017年相場は、安定相場だったため、コンタンゴで売りを入れていれば価格調整額を得る機会がほとんどでしたが、2018年は、12回中6回がバックワーデーションで価格調整額を支払うこととなっています。

1年間持ち続けていれば、1枚につき、-2800円程度のマイナスです。だいたい2.5ドル分のマイナスとなります。

仮に、15ドルで売りを持っていたとすれば、12.5ドルで売りを入れたのと一緒ということです。

つまり、仮に15ドル以下に戻ったとしても、簡単に利益にはならないということになります。

このバックワーデーション、荒れ相場が続く限り、続いてしまいます。

米国VIの戦い方

荒れ相場では、米国VIという銘柄は、180度変貌してしまうということがわかりました。

このような特徴をふまえた上で、どのようにトレードしたら良いのでしょうか。

米国VIでナンピン売り上がりはおすすめしない

まず、過去記事でも書きましたが、価格トレードで安易にナンピン売りをしてはいけない。

例えば、1ドルずつ売り上がって、価格を下げたら適宜利益確定をしていくなんてトレードスタイル。

一見、良さげに見えます。

ですが、これは机上の空論でしかありません。

実際にトレードを行っていると、間違いなく含み損で苦しむ結果になります。

資金が豊富にあって、含み損なんて全然気にしないという方はそれで良いかもしれまん。

含み損に耐えるというのは思いの外、精神的ダメージは大きいのです。

トレードを行う上で、メンタルは非常に大事です。

余裕を持たずして、成功はありえません。

トレードは含み損に耐えるゲームではないのですから。

S&P500指数のテクニカルから判断

結論を言うと、S&P500指数のテクニカルから、判断してトレード。

これが、最善の方法です。

【米国VI・米国VIベアETFへの投資】短期トレードで利益をあげる方法~VIXトレードの極意

こちらの記事でも紹介していますが、テクニカル分析を身につけて、現状の荒れ相場が転換する局面を狙ってトレードを行うしかありません。

二面性を持つ銘柄ゆえ、局面に合わせて対応していくしか術はありません。

一番、安全な方法は、安定相場までトレードをお休みすることです。

安定相場に切り替わる目安はというと、一目均衡表の雲上相場になった時が一番わかりやすいと思います。

下記の記事で一目均衡表の解説もしています。

トレンドが一目でわかる便利なテクニカル<一目均衡表>を解説していきます!

↑ S&P500指数 日足チャート

こちらの価格が、黄色矢印のように一目均衡表の雲の上にいくことが、まず第一点。

もうひとつが、ピンク矢印のように、茶色の上昇雲の上で推移できるかどうかが第二点。

この条件下が揃った時が安定相場への復帰となります。

現状の価格から考えると、それ相応の時間がかかると思われます。

これらの条件になる頃には、バックワーデーション地獄も終わっていますし、ボラティリティも落ち着いてるでしょう。

それまで、米国VIの売りトレードはお休みするのがベターです。

安定相場に戻った時には、再度売りを入れるトレードを行っていけば良いでしょう。

天井を狙うトレードはかなり難易度が高い

米国VIの価格の天井を狙う。

それすなわち、株式市場の底を狙う行為と一緒になります。

急騰していたら、狙いたくなるところですが、非常に難易度が高いです。

米国VIは青天井です。リーマンショック時には、70を超えたこともあります。

ここが、天井だろうと思って売りを入れ続けると、痛い目に会う可能性が高いです。

ここはぐっと我慢して、取りやすい相場(安定相場)になるまで、待つほうがベターだと思います。

どうしてもやりたい場合は、必死にテクニカルの勉強をして、毎日S&P500指数チャートを注視していきましょう。

週足チャートなどで、天井のテクニカルサインが出た場合、ロスカット設定してトライするのも良いでしょう。

決して、米国VIのチャートと睨めっこして、価格でトレードしないようにしましょう。

これだけは守ることをおすすめします。

おわりに

これだけの荒れ相場になってしまったからには、そう簡単に正常に戻るのはなかなか難しいと思われます。

現状、株式市場の底も見えていませんし、2019年はさらに下落することも十分ありえます。

個人的には、来年は底を探る一年になるのではと感じています。

相場に挑む以上、どんな状況下になっても追い込まれないように徹底した資金管理をしていくことが重要です。

今年最後の記事となります。

当ブログもまもなく一年となりますが、今後ともよろしくお願いします。

それでは、皆さん、良いお年を!

 

今回紹介した、米国VIトレードを行うには、GMOクリック証券の口座開設が必要です。

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S&P500指数のチャートは、XMの口座で、くじらっきーも愛用しているMT4で見るのがとても便利です。

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くじらっきー
くじらっきー
最後まで読んでいただきありがとうございました!良いお年を!
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くじらっきー
低収入と言われている福祉の仕事をしながら、資産形成のために投資を行っています。過去の投資体験から学んだものを生かすべく、成功の道筋を日々探求している。

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