VIX関連

米国VI売りで勝ちやすい理由~価格調整とタイムディケイのマジック

こんにちは、くじらっきー(@toushikujilucky)です。

VIX系銘柄の中で、短期売買でも利益を狙える銘柄、「米国VI」。

前回の記事で、ロスカットについて書きました。

この記事の中で、米国VI売り(ショート)の勝率が高すぎる問題を取り上げています。

今回は、その理由を考えてみました。

くじらっきー
くじらっきー
米国VI売りで勝ちやすい理由の記事だよ!

米国VIのチャートは特殊

米国VIの週足チャートです。

このチャートって、ずいぶんと規則的な値動きをしてると思いませんか?

相場のチャートって、本来このような動きをすることは珍しいのです。

短期的になら、あり得るのですが、過去14年間ずっとこのような同じような価格帯を推移しているなんて、通常はありえません。

日経225のチャートです。

チャートって、このように、上昇トレンド相場・横ばい(レンジ相場)・下降トレンド相場の3つのパターンで構成されています。

トレンドの判断の行い方は、過去のダウ理論の記事で説明しています。

これを見ると、米国VIのチャートがいかに特殊なチャートかがわかると思います。

それで、米国VIのチャートを眺めながら、違和感を感じていました。

市場不安で、一時的に急騰することは、ありながらも、同じ価格帯で推移する理由は?

米国VIの規則的なチャートは価格調整とタイムディケイで修正されている

米国VIのチャートを眺めていて、感じた違和感。

ここまで規則的な動きをするには理由がある。

その理由は、価格調整とタイムディケイの存在です。

価格調整と価格調整額について

GMOクリック証券の価格調整額の説明です。

先物取引には、期日というものがあり、その決められた期日に決定した価格で売買することになります。

一方、CFD取引には、期日が存在しません。

その差を埋めるものが価格調整額になります。

GMOクリック証券HPより引用

先物価格が期近<期先の場合、コンタンゴ。

期近>期先の場合、バックワーデーションと呼ばれています。

米国VIは圧倒的にコンタンゴが多い銘柄となっています。

コンタンゴが多いと、売りポジションを持つことで価格調整額を得られる機会が多くなります。

こちらは、7月11日に価格調整があった時のチャートです。

価格調整と同時に、上に窓が開いて、価格が上がってますよね。

と同時に、このように、価格調整額が発生しています。

例えば、売りポジションを持っていた場合、価格調整で価格が上がった分、含み損になります。ですが、その修正で価格調整額という含み益を得ることができます。

トータルで見ると、ポジションの損益には変化がありません。

ですが、チャートは修正されるわけです。

これが、チャートが規則的になっている第1の理由です。

 

続いては、タイムディケイ。

Time decay、日本語では時間的価値の減少。金融資産のオプション取引において、オプションの「時間的価値」が時間の経過とともに減少していくことを指す。オプションの価値は「本質的価値」と「時間的価値」の合算で算定されるが、「時間的価値」は満期までの残存日数が少なくなると原資産の価格変動の可能性が小さくなるのにあわせ、最初はゆっくり低下し、権利行使日に近付くにつれて加速したのち、最終的にはゼロになる。

野村證券HPより引用

タイムディケイ=時間的価値の減少

何のこっちゃ!?と思いますよね。

オプション取引の用語は特に理解が難しいです。

簡単に捉えましょう。

時間経過とともに価値が下がる=価格が下がる

これは、VIXが算出式に従って時間経過とともに下がる。

それを参照原資産としている米国VIは同様に下がる。

米国VIが下がり続ける理由はこれも大きな影響を与えています。

この2つの理由から、米国VIは、本来下落し続ける銘柄だが、価格調整でチャートが修正されているため、同じような価格を推移していると言えます。

米国VIのトレードへの影響は?

そこで、米国VIをトレードするにあたって、実際どのような影響がでるのか。

タイムディケイの効果で、黙っていれば下落していく銘柄の米国VI。

ですので、圧倒的に売り(ショート)有利の銘柄となっています。

さらに、同じような価格帯で推移することが多いということは、トレードがしやすいというメリットもあります。

売りトレードに関しては、勝ちやすい条件が整っているんですね。

だけど、どんなトレードでもそうですが、そんなに甘くないです。

ロスカットの記事で、勝てすぎちゃう問題としてあげましたが、勝てすぎちゃうことの何が問題なの?

勝てるならそれでいいじゃん?

そう思いがちですが、資金管理がしっかりできないと、大きな損失で負けてしまったり、含み損状態が長く続いて苦しむなんてこともあります。

例をあげます。

米国VIの週足チャートです。

15ドルに黄色ライン、20ドルにピンクラインを引いてみました。

昨年は、右下の緑□部分となります。

昨年は、安定相場が続いたため、15ドル近辺で売っておけば負けることはありませんでしたね。

ところが、仮に同じ15ドルで売ったにしても、2007年の緑◯付近で売った場合は悲惨です。

2012年9月まで都合5年間、15ドルに戻ってきませんでしたから。

ロスカットしなかった場合、株でいう塩漬け状態というやつです。

20ドルにしてみても、リーマンショック時には長い含み損が続くことになってます。

やはり、ロスカットはきっちり行っておくべきでってことですね!

 

もう一つ、勝てすぎてしまうと何が問題なのか。

資金管理が猛烈に甘くなります

トレードをする理由は、資金を増やしたいからですよね?

最初、低資金でトレードしていて、勝率の高い米国VI売りトレードで、勝ち続けるとどうなるか。

もっと増やしたい。もっと一気に増やしたい。

そういう衝動に狩られます。

短期売買って、儲けたお金を複利として、次の投資に回せるという最大のメリットがあります。

最初は、1枚でトレードして、勝っていくと、2枚・3枚。

いずれは、物足りなくなって、10枚・20枚なんてポジションが増えていくかもしれません。

勝ち続けると負けた時のことを考えられなくなります。

結果、大きな負けをしてしまいます。

ですので、ロスカットをきちんと設定。ロスカットは金額で設定。

しっかり、目に見える資金管理をしていく癖を身につけましょう。

おわりに

米国VIの売りトレードは、確かに非常に優位性があり、勝率の高いトレードが可能です。

ですが、そこに盲信しすぎて、大きな落とし穴に落ちないよう、知識を身につけ、しっかりと資金管理を行っていきましょう。

トレードは、資金管理が大切です。

VIX投資も人気が出てきました。米国VIのトレードを行ってみたい、気になるという方は、まずは口座開設しましょう。

GMOクリック証券CFD

くじらっきー
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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くじらっきー
低収入と言われている福祉の仕事をしながら、資産形成のために投資を行っています。過去の投資体験から学んだものを生かすべく、成功の道筋を日々探求している。

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