VIX関連

米国VIのロスカット設定が難しい2つの理由~ロスカットの正しい考え方

こんにちは、くじらっきー(@toushikujilucky)です。

今回は、トレードを行う上で、大事な資産を守る大切な行動「ロスカット」の記事です。

米国VIの短期トレード人気ですよね。

巷では、米国VI=べいあい の相性で呼ばれていたりなんかする人気銘柄(らしいw)です。

そんな米国VIのトレードでロスカットの考え方について悩まれている方が多いようです。

確かに、この米国VIは銘柄特有の値動きをするため、難しいかもしれません。

その理由なども含めて、米国VIのロスカットについて考えてみます。

くじらっきー
くじらっきー
【米国VI】ロスカットの考え方の記事だよ!

ロスカットとは

おいしいですよね。緑色のブドウ(ちがっ)

冗談はさておき、真面目に考えていきます。

ロスカットは、大事な大事な資産を守るために必須です!

ロスカットとは、ポジション(※)の損益がある一定レベルに達したときに、更なる損失の拡大を未然に防ぐために、その対象ポジションを強制的に決済する制度のことです。このロスカット・ルールが設けられていないと、預け入れた資産を全額失うばかりか、追加で損金を支払わなければならない事もあります。 つまり、ロスカット・ルールという決済により損失が確定するものの、原則として最低限の資金は温存されることになります。ただし、相場があまりにも急激に予想と反対方向へ進んだ場合は、預けた資産以上の損失が発生する可能性があることにご注意ください。

※ある通貨を購入(注文)して保有している状態

外貨どっとコムより引用

小難しい言い方がされていますが、ポジションを持っている時に、決めたレートで強制決済させて、損失を確定させることを言います。

例えば、10万円の証拠金を入れていて、10万円全額失ったら、それ以降資金を追加しないとトレードできません。

そうならないために、1万円とか2万円とか決められた損失を限定しておきます。

証拠金が残ってさえいれば、再度トレードするチャンスが生まれるわけですから。

いや、そんなことはわかっているさ!と思われた方。

よく読み返してください。この通り行動できていますか?

ロスカットの考え方

ロスカットは、損失を限定する行動です。

ここの捉え方をまず考えましょう。

トレードをする時、皆さんまず最初に何を考えていますか?

利益を得ることを考えますよね。

誰も、負けようと思ってトレードする人はいませんから。

ですが、基本的な考え方は逆です。

利益をあげた時のことよりも、損失した時のことをまず最初に考えるようにしましょう。

先ほどの例で10万円の証拠金に対して、いくらまでなら損失を受け止められますか?

いや!1円も損はしたくない!

それは、みんな同じです。

ですが、利益を得るにはお金を担保しないといけません。

損することなしに利益を得ることはできません。それがトレードです。

受け入れましょう!

ロスカットは、入場料だと思いましょう。

利益を得るためのチケットを買ったと考えましょう。

決して大げさではなく、この考え方がまず大切なのです。

リスクリワードを考えよう

次に、考えることは、受け入れられる損失に対して、現状の価格。設定する値幅。そして枚数です。

それらを考え、エントリーする価格からどこのラインにロスカット(ストップ)を置くか精査します。

ロスカット(ストップ)の置く場所を決めたら、次に決済するレートを決めます。

利益を確定するポイントですね。

通常のトレードでは、その割合を利益>損失というようにすると、勝率50%以上のトレードをすれば利益が出るようになります。

この調整を、リスクリワードレシオと言います。

取ったリスクに対して、どのぐらいのリターンが得られるか確認しておくということです。

リスクリワード1:2や1:3のトレードなどという言い方をしますね。

ここで、大事なポイントです。

利益確定ラインを決めてから、損失確定ラインを決めてはいけない。

必ず、受け入れる損失ラインを決めてから利益ラインを決めましょう。

逆はいけません。

この考え方は、そのトレードの勝率と組み合わせて設定するのが良いです。

例えば、勝率80%のトレードなら、少々リスクリワードが悪くてもカバーできます。

勝率50%のトレードなら、リスクリワードが1:1以上になるように設定しないとトータルで利益になりません。

米国VIトレードにおけるロスカット

これが、一番難しい問題です。

先で説明したのは、通常の為替FXなどで取引する場合なのですが、米国VIの場合、ちょっと難しいことになります。

ここでは、米国VI(売り)ショートの場合の難しさを考えていきます。

この銘柄は、下方向にいく力が明らかに強い銘柄。

そして、市場が不安に陥って急騰しても、短期間耐えて市場が落ち着けば、下落する銘柄。

この特性がロスカットの思考を鈍らせる原因だとくじらっきーは考えています。

さらにいうなら、この特性がこのVIX投資で最終的に生き残ることが難しい銘柄と言われている所以だと思っています。

そこで何が難しいかを紐解いていきます。

資金が豊富なら耐えられてしまう問題

米国VIチャート週足です

米国VI市場過去最高値は、リーマンショック時の72.8となっています。

その次が、ギリシャデフォルトの46.3。先日のVIXショックの32.62。

こうしてみると、80ドルくらいにロスカットを置いておけば、まずかからないだろうと思います。

例えば、20ドルで1枚売って、仮に80のロスカットにかかった場合、1ドル110円計算で、66000円の損失となります。

この66000円をどう考えるかです。

100万円証拠金があるうちの66000円なら、許容範囲でしょう。

ですが、10万円に対しての66000円だった場合・・・

残金は34000円しかありませんね。半分以上失ってしまうのですから大怪我ですよね。

このように資金がたくさんある人にとってみれば大したことない。少資金には辛い結果となります。

じゃあロスカットを入れない場合、万が一リーマンショックの2倍クラスのショックがあった場合・・・

米国VIが160になった場合、資金100万ある人は、一時的な含み損110000円を耐える形になります。一方10万円の人は、証拠金が尽きて、強制ロスカット=退場です。

え?そんなの絶対ありえない?

ですが、VIXチャートができる以前のブラックマンデーの時の値は、リーマンショックの2倍程度だったんです。

相場の世界には、上り坂・下り坂・・・そして、「まさか!?」があると言われています。

そんな、「まさか!?」で破産する人が多いから難しいのがトレードなんです。

そして、この米国VIは、間違いなく「まさか!?」で破産しやすい銘柄だと思います。

米国VI(売り)ショートの勝率高すぎる問題

この米国VIという銘柄は、安定市場になると下落し続けるという特性があります。

相場のサイクルとして、安定市場である期間が圧倒的に長いため、米国VIの売り(ショート)では、かなり高い勝率を出すことができます。

売っておきさえすれば、けっこうな確率で勝てちゃうんです。

なので、トレード簡単!勝つって簡単!と錯覚してしまいます。

そんな油断が命取りです。きちんとロスカットの設定しておかなければ、高確率で大被害を受けることになります。

極端な話、100戦して、99勝しても最後の「まさか!?」の1敗で退場することもあり得るのがトレードです。

コツコツ貯めて、ドカンとやられるというやつです。

米国VIで絶対にやってはいけないトレード

ここで、米国VIトレードで絶対にやってはいけないことを書いておきます。

ロスカットを設定しないで、急騰時にナンピン売り上がるトレードです。

例えば、米国VIの特性を生かしてこんなトレード方法を思いつくかもしれません。

これは、リーマンショック時のチャートですが、このような急騰の中、闇雲に売り上がりショートをするのは絶対にやめましょう。

資金が豊富にある場合は、可能でしょうし、その後のチャートを見ると成功するように見えますが、実際この局面になった場合

資金に余裕がないと絶対失敗します!

考えても見てください。想定もしていなかったはずの急騰です。

含み損を抱えながら、きっと落ちる、もうすぐ落ちると祈りながら売り上がってうまくいくわけがありません。人間そんなに強くありません。

もし仮にやるのならば、必ず想定される損失を計算しておいてください。

その損失の最低2倍、3倍は資金を入れた上でやってください。

ちなみに、仮に20ドルから1枚ずつ、5ドル幅で売り上がっていったとすると、70ドル時点での含み損は302,500円になります。

結果、72.80ドルで天井をつけましたが、70ドル時点でこの含み損を抱えていた場合、さらに売り上がるという気になれますか?

もうわかりますよね。私がおすすめしないと言った理由。

これは、最近話題になった、FXのトルコリラスワップトレードの心理状態と同じ状態なのです。

トルコリラを30円台くらいから、スワップ金利目的で、せっせこ買っていた投資家は、まさか15円になるなんて思っていませんでしたから。

トルコリラ円大暴落!!スワップトレードの3つのリスクとは?

ロスカットは金額で設定するのが基本

さいごに、ロスカットの設定についてです。

ロスカットは入場料として受け入れようと書きましたが、入場料がいくらかわからなければ恐くて入場できませんよね?

なので、ここでは目安をあげておきます。1トレードに対するロスカットの目安のおすすめは、資金の5%~10%の範囲でおさめるようにしましょう!

10万円入れてたとしたら、5000円~10000円くらいで設定するような感じですね。

このように目に見える金額で設定して、損しても次のチャンスを狙う!と次に繋がるトレードを心がけるのが良いと思います。

失敗しても次に挑めるということが大事です。

失敗したら次がない状態でトレードしても絶対にうまくいきませんので!

トレードは、メンタルが大事です。

GMOクリック証券で米国VIのロスカットを設定する場合

金額で、ロスカットを設定することを推奨しましたが、実際どのように行えば良いのか。

実際の例を元に、見ていきましょう。

こちらが、米国VIの売りポジション15.26で3枚建玉を持ったとします。

この時に、自分で損失を受け入れられる金額にロスカットを設定したい場合。

GMOクリック証券CFDの場合、何とポジションを持った瞬間から、すでにロスカットレートが設定されてしまっているのです!

これは、GMOクリック証券のCFD取引で独自に採用されている、セーフティバルブシステムが適用されている影響のようです。

本来、ロスカットって自分で設定しないと反映されないものなのですが、持ちっぱなしで損失する人が多いということへの配慮なのでしょうかね。

このシステムで設定されたままにしておくと、自動で決められたレートで決済されてしまうので、変更が必要です。

上記の建玉、15.26の売りポジション3枚を、損失約1万円でロスカットする設定を考えます。

為替変動があるので若干誤差はでますが、1ドル110円と計算するとします。

米国VIのポジションは、1枚の場合、1ドルの値幅は=110円×10=1100円となります。

3ドル=3300円×3枚=9900円となり、3ドルで設定すれば、だいたい1万円程度の損失で抑えることができます。

なので、今回は、15.26⇒18.26に設定することにします。

元の設定であった16.52から18.26までロスカットを上げました。

すると、任意証拠金が5783円プラスされ、拘束証拠金に追加されました。

必要証拠金10124円+5783円=15907円になっています。

これを見て疑問に思いませんでしたか?

あれ?ロスカットを約1万円にするのに設定したのに、必要証拠金も任意証拠金も拘束証拠金もバラバラ。

強いて言うなら必要証拠金が1万円に近いので、ロスカットにかかった時、失うのは必要証拠金なの?って

答えは、どれも違います

実は、GMOクリック証券に問い合わせして確認もしてみました結果、わかったことは

ロスカットされた時に失う損失は、ロスカット設定の画面を目で見て確認することはできない!

ということです。

今は、1ドル約110円ですが、これが変動したら、金額も変わってくることになります。

ちょっと面倒ですよね・・・

ですが、仕様なので仕方ありません。

GMOクリック証券の担当の方も、「はい、すみません・・」と言ってました。

必要証拠金は、米国VI1枚の取引に対して、担保になる金額。

任意証拠金は、GMO担当の方いわく、「当社で設定したロスカットレートの幅が狭すぎて、朝起きたらロスカットされてたという意見が多く、その幅を任意証拠金という形でお金を入れてもらい、ロスカットレートを広げることができるという位置づけとなっています」とのこと。

そこで、もう一つ質問してみました。

「じゃあ、GMOさんで設定されたロスカットレートより下で設定したい場合は?」

この質問をした理由は

任意証拠金の金額が0の状態で、それ以下のレートでロスカットレートを設定しようとするとエラーがでるのです。

例えば、上記のポジションで、0.5ドルでロスカットレート設定したいよという場合。

決済注文で、逆指値注文を設定する方法しかありません。

決済注文から、逆指値のタブをクリックし、注文価格にレートを入力。

は!?

何と、この注文画面では、予想損益が出るじゃないですか!

なんで、ロスカットレート設定のほうにはでないんじゃ・・・

でも、これはロスカットレートの金額設定に利用できそうです。

次に、有効期限、この決済注文、最大翌週末までしか有効期限を設定できないのです。

この注文を繋いでいきたい場合、最低でも2週間に1回設定しなければなりません。

これもちょっと面倒・・

仕様なので仕方ないですね。

ロスカットを金額で設定する方法まとめ

最後に、まとめておきます。

①ポジションを持った時は、GMOクリック証券で設定されたロスカットレートになっている。

②ロスカットレートを金額を目安に設定する場合、決済注文画面の逆指値注文設定から、予想損益を参考に、レートを確認。

③ロスカットレート変更から、レートを変更する。

④任意証拠金が0の状態でそれ以下の設定をしたい場合、決済注文⇒逆指値注文で設定するしかない。

⑤決済注文は翌週末までしか適用されないので、定期的に注文の見直しを行わなければならない。

 

上記の、手順で、概ねいけるはずです。

少々面倒かもしれませんが、慣れてくると、そうでもないので、覚えてしまいましょうね。

おわりに

長々とロスカットについて説明してきました。

ロスカットってどうしてもリスク管理の話になるので、マイナスなイメージとなってしまいがちです。

ですが、この米国VIという銘柄、それなりの知識を持つことができれば、優位性のある売買が可能です。

その一つが、S&P500指数をテクニカル分析で判断する技術です。

テクニカル分析を学ぶのは敷居が高く感じるかもしれませんが、当ブログでも勉強できる企画も考えています。

準備に時間がかかりそうですが、待っていてくださいね。

米国VIをトレードするには、GMOクリック証券の口座開設が必須です。

まだの方は、開設しておきましょう。

GMOクリック証券CFD

くじらっきー
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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くじらっきー
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POSTED COMMENT

  1. とみます より:

    ロスカットは、入場料。いつも分かりやすいです(*´▽`*)!
    実際に、ロスカットレート設定の画像があると、救われます(;・∀・)

    • くじらっきー より:

      >とみますさん
      ご意見ありがとうございます!
      さっそく、大幅に追記させてもらいました。
      GMOクリック証券特有の設定があるので、
      結構、面倒なことがわかりましたよ^^;

  2. いしん より:

    こんにちは!
    viショートは、ある程度含み益になったなら、
    逆指値のロスカット設定が安全ですよね。

    ただ、仕手株の急落みたいに貫通しないか心配ですww

    • くじらっきー より:

      いしんさん
      こんにちは。コメントありがとうございます!
      できれば、ポジション取る前に、ロスカットを意識できるとベターと考えています。
      おっしゃる通り、急騰時に値が飛んだり、スプレッドの広がり、持ち越し時の窓開け等、懸念される部分もありそうです。
      その部分もリスクに考慮しないといけませんねー。課題は、たくさんありそうです。

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