こんにちは、くじらっきー(@toushikujilucky)です。
ここ最近、S&P500指数がレンジ圏内での推移していることもあり、トレンドフォロー型の私にとってやりにくい相場が続いていました。
米国VIも値動き乏しく、なかなか動くに動けない状況。
そんなときは、無理をせず、別の取りやすい銘柄もチェックしています。
そこで、先週末には、原油でチャンスがきたため、トレードしました。
テクニカルは単なる売買シグナルではない~市場心理を読み取ろう~原油トレード
そのトレードの結果は・・・
無事に、伸びてくれて、決済指値にヒットしてくれました。
その後に、節目ラインをぶち抜けて、さらに上昇してしまったのは、原油クォリティということで。

ボラ高いよね~原油。
さすがに、ここまでボラが高いと、慎重にやらないと火傷してしまいます。
このトレードは、三角持ち合いからのブレイクという、チャートパターンのテクニカルを利用したトレードでした。
市場の心理状況を利用して、ドテンしたので難易度高めのトレードでしたが、そこは経験していけば、感じ取ることができるようになります。
さて、今回は、先週から狙っていた、NYダウトレードを紹介したいと思います。
NYダウ(先週クローズ後の戦略)
↑ NYダウ 1時間足(先週引け時点)
このチャートを見た時、上のトレンドラインを超えると急騰するだろうというイメージを持ちました。
理由は、後述しますが、まず大きなポイントは、チャート左側。
強烈な上昇トレンドを形成してきていたのです。
↑ ダウ日足チャート
先々週に急騰、先週はずっとなだらかな下落を形成していました。
ちょうど、◯の部分が先週の引けです。
水色MAも近づいてきており、押し目頃ってやつです。
↑ ダウ1時間足チャート 遠目
先週月曜オープン時に、下窓を開けて下落開始。金曜日まで、なだらかな下落トレンドを形成。
これ、チャートパターンの、「上昇フラッグ」というパターンなのです。
上昇しているところが、旗の持ち手の部分。下落している平行チャネルが旗の部分。
この上昇フラッグは、上昇チャートの押し目でよく見られます。
ポイントは、上のトレンドラインを上抜けで、ブレイクアウトの「買い」となります。
ですので、先週は、その部分をずっと注視していました。
1時間足の緑MAもずっとトレンドラインに沿って上昇をガードしており、何度かトライするもブレイクならず・・が続いてました。
週明けオープンと同時に上昇フラッグ上抜け
↑ ダウ1時間足チャート
今週の月曜オープンと同時に、上窓を開けて狙っていたトレンドラインをブレイクしました。
それと同時に急騰しました。
これが何を意味するのか。
下落トレンドラインのポイント①・②・③・④で売りポジションを持った場合、どこにストップを置くか。
これを考えると、オープン後の急騰は、④付近で売りを入れていた層のストップと、トレンドラインブレイクを見て買いポジションを取った層と見ることができそうです。
売りのストップの買い×新規の買い=買い×買いで急騰ですね。
抵抗MAとなっていた、1時間足MA100も下でブロックして、今度はサポートとなりそうです。
買いポジション投入、そしてさらに買い増し
くじらっきーは、ここで、買いポジションを入れました。
次の時間足で、さらに急騰します。
今度は、③での売りポジションのストップもつきはじめたようです。
あっさりとブレイクしたのを見て、さらに追加で買い増しポジションを取りました。
その理由は、ただでさえ、意識されていたトレンドライン・MAをブレイクしたことで、売り方は超劣勢になっています。
そして、上昇フラッグというチャートパターン。
NY時間じゃないのに、急騰(ストップが入ってる)。
今後の展開として、①や②のポイントのストップをつけにくる値動きが予想されます。
正直、売っている層は、逃げ場がなく、上の方で売っていた投資家は、できるだけ利益確定をさせたいから早めに買い戻しを行うことも考えられます。
以上の理由から、急騰を予測して、強気に買い増しも入れていきました。
窓埋め後、下落~最後の買い増しと決済
↑ ダウ1時間足チャート
その後、月曜深夜に9月21日に開けた、下窓が埋まると同時に下落。
利益確定の売りが入るラインなので、想定はしていました。
というか、私もここで決済することも考えていましたが、前回最高値からの下落とブレイク後の値幅、価格節目から、26900ドルをターゲットに置いていたので、利確しませんでした。
まぁ、欲を出した結果、ちょっとだけ苦しむ展開が待っていました。
会社員リスクで、チャートの見れない、日中にけっこう下落したんですよね~。
何となく、朝見た時に、落ちそうな予感してましたが、案の定です。
夜、帰宅した時には、含み益も減り、含み損に切り替わります。
チャートでは、雲上ですし、意識されてきたMA100が下に控えてましたので、これを割るようだと、裁量でストップ入れることも考えましたが、幸い、反発してくれました。
水色MAを上抜けたところで、最後の買い増しを敢行。
現状の資金管理の中で、ロスカット時の損益10%ラインに到達したので、これ以上の増し玉は不可能。
後は、相場に託すのみです。
と、同時に、再度の会社員リスクがあるため、翌朝、仕事前に決済しようと決めます。
自身のポジションと資金管理、リスクを総合的に考えた結果です。
というわけで、翌朝26800ドルで決済。利確です!
正直、チャート上、まだ伸びるだろうなとは思いましたが、昨日買い増しした時にルール設定したので仕方ありません。
今回は、強気に資金管理ぎりぎりで張ってたので、これで良しとしました。
まぁ・・その後、当初のターゲット26900ドルまで伸びましたけどね・・・
NYダウトレード総括
最後に、今回のトレードの総括です。
戦略、エントリーに関しては文句なし。
決済に関しては、増し玉分だけでも、窓埋めポイントに指値を置くべきだった。
そうすれば、下落した時、もう少し余裕があったかもしれません。
ただ、これも結果論ですからね。
想定通りに事が運ばないのがトレードの難しいところ。
実際にポジション持ってると、穿った見方になりがちになるので、冷静にチャートを判断できるかが、大切です。
最終的にその判断を下すのは、自分自身ですから。
テクニカルを学んで、チャート分析力を上げることが大事です。
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